2026年11月5日(木)の金融市場終値
- インドネシア総合株価指数(IHSG)は、11月4日の4,919.77ポイントから2.25%上昇し、5,030.26ポイントで取引を終えました。
- ルピアの対米ドル相場は、11月4日の1米ドル=18,160ルピアから0.44%のルピア高となり、1米ドル=18,080ルピアで取引を終えました。
昨日のインドネシア金融市場は、IHSGとルピアがともに上昇しました。国内のGDP成長への期待に加え、米ドル安と国際原油価格の下落が相場を支えました。今後は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金利政策の方向性を見極める材料として、米国の雇用関連指標に注目が集まります。
国内経済動向
- 2026年第3四半期GDP: インドネシアの実質GDP成長率は前年同期比5.47%となり、市場予想の5.2%を上回るとともに、第2四半期の5.29%から加速しました。国内消費や輸出に加え、製造業とサービス業が成長を支えました。2026年1~9月の累計成長率は前年同期比5.45%となり、政府が掲げる年間成長率目標5.4%の達成に向けて明るい材料となっています。
- 外貨準備高: 本日昼に2026年10月の外貨準備高が発表されます。インドネシアの対外的な支払い能力や外部環境の変化への耐性を測る指標として注目されます。9月の外貨準備高は1,463億米ドルで、輸入額の5.3か月分に相当し、国際的な目安とされる3か月分を上回っています。
海外動向
昨日の米国株式市場は大幅に下落しました。ナスダック総合指数は5.52%安の24,315.00ポイント、S&P500種株価指数は4.36%安の7,353.73ポイント、ダウ工業株30種平均は3.44%安の51,523.06ドルで取引を終えました。下落率は2025年4月以来の大きさとなりました。民主党の勝利を受け、規制強化によってデータセンターの拡張が妨げられるとの懸念が広がり、ハイテク株やAI関連株への売りにつながりました。
原油価格は、前営業日に8%超下落した後、反発しました。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は3.37%高の1バレル=91.28米ドル、北海ブレントは4.7%高の1バレル=99.23米ドルとなりました。湾岸地域の原油輸出は回復し始めているものの、米国とイランの和平交渉を巡る不透明感や、ペルシャ湾・ホルムズ海峡での船舶航行に支障が生じるリスクから、地政学的な警戒感が再び高まっています。このため、原油価格は引き続き変動しやすい状況にあります。
ドル指数(DXY)は、前営業日の下落から小幅に反発し、0.02%高の101.5となりました。投資家は、民主党の勝利が米国の財政政策に及ぼす影響を見極めるとともに、FRBの金融政策の方向性を探るため、雇用関連指標を注視しています。現在、市場は12月に0.25%ポイントの利上げが実施される確率を70.9%と織り込んでいます。
米国で発表された週間の新規失業保険申請件数は、前週の19万5,000件から18万9,000件に減少しました。申請件数の減少は、米国の労働市場が引き続き底堅いことを示しており、米ドル高・ルピア安につながる可能性があります。
今夜は、米国の10月の非農業部門雇用者数(NFP)が発表されます。前月比増加幅は、前月の2万9,000人から6万5,000人へ拡大すると予想される一方、失業率は4.2%で横ばいと見込まれています。予想どおり雇用者数の増加幅が拡大し、失業率が安定して推移すれば、労働市場の改善と底堅さを示す結果となり、米ドル高・ルピア安につながる可能性があります。
イングランド銀行(英中央銀行、BoE)は、2026年11月の政策金利を0.25%ポイント引き上げ、従来の3.75%から4.0%としました。市場予想どおりの決定で、利上げは2023年8月以来となります。英国のインフレ率が2027年半ばに5%に達する可能性や、経済活動の力強さが今回の判断の背景にあります。ただし、BoEは、インフレ率を目標の2%に戻すため、今後の政策判断も経済指標の動向に基づいて行う方針を強調しました。
本日の米ドル/ルピア予想レンジ
1米ドル=18,030~18,130ルピア
インドネシアの主要経済指標
| 指標項目 | 最新値 | 期間 |
| GDP成長率 | 5.47% | 2026年第3四半期 |
| 政策金利(BI-Rate) | 5.75% | 2026年10月 |
| インフレ率(前年同月比) | 3.23% | 2026年10月 |
| 外貨準備高 | 1,463億米ドル | 2026年9月 |
出所:CNBC Indonesia、Trading Economics、インドネシア銀行、Reuters
主要通貨の対ルピア為替レート(2026年11月5日終値)
| 通貨ペア | 終値 |
| 米ドル/ルピア | 1米ドル=18,080ルピア |
| 日本円/ルピア | 1円=114.29ルピア |
| シンガポールドル/ルピア | 1シンガポールドル=14,159ルピア |
Jトラスト銀行の外貨現金(BN)・電信送金(TT)取扱通貨
- 米ドル(USD)
- シンガポールドル(SGD)
- 日本円(JPY)
- ユーロ(EUR)
- オーストラリアドル(AUD)
- 英ポンド(GBP)
- 中国人民元(CNY)
- ニュージーランドドル(NZD)
- 香港ドル(HKD)
- 韓国ウォン(KRW)
外貨とルピアの為替取引に関する必要書類
- 取引金額が所定の基準額以下(基準額を含む)の場合: 基準額以下の取引に関する申告書および本人確認書類の写しをご提出ください。
- 取引金額が所定の基準額を超える場合: 基準額超の取引に関する申告書、為替取引の根拠となる取引を証明する書類(アンダーライング書類)の写し、納税者番号(NPWP)および本人確認書類をご提出ください。
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