J トラスト銀行は、国際社会の一員として、インドネシアにおける持続可能な開 発目標（SDGs）の達成に積極的に貢献しています。そのため、持続可能なビジ ネスを構築するにあたり、当行は経済、環境、社会、そしてガバナンスの各側面 を事業運営とビジネスプロセスに組み入れています。
金融サービス庁（OJK）が主導するサステナブルファイナンスの取り組みを通 じ、銀行を含む金融業界は、単に利益を追求するだけでなく、未来の世代のため に天然資源を保護し環境を保全する、責任あるビジネスの実践を奨励されていま す。
SDGs は 17 の主要な目標から構成されており、それは世界的なコミットメントとして 全ての国が実行するだけでなく、インドネシアが包括的で持続可能な国家開発プログラ ムを実施するための指針でもあります。そのため、SDGs を達成するためには、民間セ クターや地域社会を含む全ての関係者からの協力が必要です。
J トラスト銀行は、当行のビジョンとミッションに沿った形で、SDGs のいくつかの主 要な目標と達成への貢献として、積極的に参加することを選択しました。
| SDGs 目標 |  |
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ビジネス/商品
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CSR（企業の社会的責任）
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私たちは、企業がサステナビリティに取り組むことが、共に築く未来を左右すると信じています。その信念のもと、Jトラスト銀行では、
4つの「サステナビリティの柱」に基づき、柔軟かつ発展的なサステナビリティプログラムと活動を展開しています。
Ｊトラスト銀行は、サステナブルな金融の推進の一環として、環境配慮型12業種（KUBL）に該当するお客様の事業発展を、当行の商品・サービスを通じて全力でサポートいたします。
J トラスト銀行は、企業のサステナビリティを事業活動に統合することで、気候変動 を緩和し、ネットゼロ・エミッションの目標を達成するために、あらゆる可能な努力を することに専念しています。これには、経済的、社会的、そして環境的な利益を常に考 慮し、連携させることが含まれます。
これらの取り組みの準備、実施、モニタリング、評価を監督するため、J トラスト銀行 は以下のメンバーで構成されるサステナビリティ委員会およびタスクフォースを設置し ました。
| タスクフォース | 委員長 | 使命と責任 |
|---|---|---|
| 内部規程 | リスク管理部門長 |
内部規程 ポリシー、標準業務手順（SOP）などの内部 規程の整備を通じて、持続な可能な事業運 営の基盤を構築します。 |
| 商品・サービス 開発 |
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商品・サービス開発 すべての顧客層が包括的に利用できる、企 業の持続可能性の実現を目的とした銀行商 品およびサービスを創出・開発します。 |
| 従業員の能力向 上 | 人事部長 |
従業員の能力向上 持続可能性に関する一連の研修を通じて、 従業員の知見と知識を高め、企業が持続可 能なビジネスを最適に運営できるようにし ます。 |
| 企業の社会的責 任（CSR）およ び社内コミュニ ケーションn | コーポレート・セクレタ リー部門長 |
企業の社会的責任（CSR）および社内コミ
ュニケーション
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| グリーンオフィ スの取り組み | 総務部門長 |
グリーンオフィスの取り組み
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| 企画と報告 | 企画と業績部門長 |
企画と報告
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Jトラスト銀行のCSRプログラムおよび活動は、当行が地域社会の一員であり、広くはインドネシア社会、 そして世界の一員であるという前提に基づいています。したがって、当行は事業展開地域の周辺に住む人々の生活を発展させ、 力を与える社会的責任を負っています。
CSRプログラムを通じて、当行は経済、社会、環境の3つの柱に焦点を当てた活動を行っており、 それらは持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向けた取り組み、およびサステナブルファイナンスのビジョンとミッションに沿ったものです。
Jトラスト銀行が導入した「TORAグリーン預金」プログラムは、国際アースデイに合わせて、2024年4月22日に開始されました。 この取り組みは、気候変動問題に対応し環境保全を促進するための協力的な活動です。
TORAグリーン預金は、Jトラスト銀行がサステナビリティを事業運営に取り入れた初の預金プログラムです。 当行はTORAグリーン預金を通じて、環境問題に関心のあるお客さまが環境保全活動に貢献することを可能にします。
本プログラムは、預金から得られる金利のうち年0.5%をマングローブの植樹に充当します。
集められた資金からRp25,000（インドネシアルピア）ごとに1本のマングローブの木が、
ジャカルタのセリブ群島にあるCarbonEthicsのエリアに植えられます。
TORAブルーオーシャン預金は、ESG（環境、社会、ガバナンス）の原則を取り入れた画期的な預金プログラムであり、 プラスチック廃棄物の管理とリサイクルを通じて海洋生態系の保全を支援することを目的としています。
廃棄物による海洋汚染は、現在最も深刻な環境問題の一つです。世界銀行の報告書「持続可能な開発目標アトラス2023」 によると、インドネシアは2020年から2023年にかけて、世界で5番目に大きな海洋プラスチック廃棄物排出国となっています。 この深刻な課題に対し、Jトラスト銀行はTORAブルーオーシャン預金プログラムを通じて、 問題解決に向けた戦略的な取り組みを開始しました。
本プログラムは、Waste4Changeとの提携により運営されており、お客さまが貯蓄をしながら海洋保全活動にも貢献できる仕組みとなっています。 お客さまは、年3.5％の預金金利のうち0.5％をプラスチック廃棄物の管理とリサイクルを目的とした環境プロジェクトに寄付することで、 積極的に支援活動に参加します。さらに、Jトラスト銀行も同プロジェクトに対し、年0.38％の寄付を追加で行います。
