ジャカルタ、2026年6月30日 – 依然として不確実性が影を落とす流動的な世界経済の状況の中、多くの企業が「成長の追求」と「長期的な持続可能性に向けた強固な基盤の構築」という選択を迫られています。PT Bank JTrust Indonesia Tbk(Jトラスト銀行)にとって、その選択は明確です。当行は、今後のあらゆる成長への歩みがすべてのステークホルダーの皆様に持続可能な価値を提供できるよう、まずは強固なビジネス基盤を構築することを選択いたしました。
このコミットメントは、2026年6月30日(火)にジャカルタのサヒッド・スディルマン・センターで開催された2026年度定時株主総会(RUPST)において改めて強調されました。本総会は、2025年度の業績に関する説明責任を果たす場であるのみならず、激動する銀行業界の課題に立ち向かうための、当行の変革の方向性を強固にする重要な転換点でもあります。2025年を通じて、Jトラスト銀行は経営基盤の強化期間(コンソリデーション・フェーズ)を経ました。当行が注力したのは、単なる短期的な成長の追求ではなく、すべての経営方針が、強固なガバナンス、規律あるリスク管理、そして高く維持された資産の質の上に確実に構築されるようにすることでした。
2025年において、Jトラスト銀行は積極的な成長を追求するのではなく、ガバナンス、内部統制、資産の質、そしてより精緻なリスク管理を通じたビジネス基盤の強化を選択いたしました。長期的な価値を創造するためには、健全な成長を堅実(プルーデント)に構築しなければなりません。2025年の当行のファンダメンタルズ業績は、総貸出残高が前年比1.54%増となり、不良債権比率(NPL)は2.26%と信用の質が維持された一方、預貸率(LDR)は80.27%のレベルとなりました。この業績は、健全かつ堅実に管理された流動性と、ビジネスの成長とリスク管理のバランスを保つ確かな能力を反映したものです。今後、Jトラスト銀行は、より選別的な貸出成長、低コスト資金(CASA)の強化、手数料収入(非金利収入)の増大、業務効率化、およびお客様のニーズにより適応したデジタルサービスの開発加速を通じて、収益性の向上を引き続き推進してまいります。
Jトラスト銀行は、グリーンファイナンス(環境配慮型融資)の継続的な展開、環境保全プログラムの実施、そして経済・社会・環境の側面に焦点を当てた企業の社会的責任(CSR)プログラムの強化を通じ、持続可能な金融の実践にコミットしております。当行は、業務執行の規律を保ち、効率性を高め、ビジネスの成長が健全なガバナンスとリスク管理の枠組みの中に確実にとどまるよう徹底いたします。2025年末の時点で、環境配慮型事業活動に対するグリーンファイナンスは、当行の総貸出ポートフォリオの9.95%に達しました。このコミットメントは、14,500本のマングローブの植樹や、経済・社会・環境の柱を通じて社会に利益をもたらす19のCSRプログラムの実施など、さまざまな環境イニシアチブを通じて強化されております。
これからの数年に向けて、Jトラスト銀行は引き続き慎重の原則(経営の健全性)に則って歩みを進め、ビジネス基盤を強化し、サービスの革新を発展させ、持続可能な開発への貢献を拡大してまいります。当行にとって真の成長とは、単にビジネスの数字が向上することだけでなく、ますます強靭で信頼され、お客様やすべてのステークホルダーの皆様とともに成長できる組織を構築することにあります。
定時株主総会(RUPST)の付議議案は以下の通りです。 (1)2025年12月31日に終了する事業年度の年次報告書の承認、ならびに当行の財務諸表およびコミサリス会(監査役会)の監督業務執行報告書の承認 (2)2026年度の取締役およびコミサリスの報酬・手当、ならびに福利厚生の決定 (3)公認会計士および監査法人の選任の承認 (4)当行定款の一部変更の承認 (5)当行の取締役およびコミサリスの構成変更
また、本定時株主総会において、当行の役員構成の変更が以下の通り承認されました。
取締役会の構成は以下の通りです。
- 深代 律雄 代表取締役社長
- 小林 正佳 取締役副社長
- フェリックス・I・ハルタディ 取締役
- ヘルミ・A・ヒダヤット 取締役
- チョ・ウォンジュン 取締役
- ウィジャヤ・ヘンドラ 取締役
- ラジャ・パルデデ 取締役(※インドネシア金融庁(OJK)による適格性審査(フィット・アンド・プロパー・テスト)の承認取得後に就任)
コミサリス会(監査役会)の構成は以下の通りです。
- 足立 伸 プレジデント・コミサリス
- 千葉 信育 コミサリス
- ベニー・シスワント 独立コミサリス
- アブドゥラ・フィルマン・ウィボウォ 独立コミサリス