Friday, 28 Jun 2024
ジャカルタ、2024年6月28日 - PT Bank JTrust Indonesia Tbk(Jトラスト銀行)は、代表取締役社長の深代律雄氏をはじめとする企業の取締役会および監査役会が出席した株主総会を開催しました。総会では、年次報告書の承認や会社の財務諸表の承認、2023会計年度における監査役会の監督業務の報告書の承認、会社定款の修正の承認、取締役会の再任命などが議題として取り上げられました。また、限定的公開募集II-2022年による資本増強に関する収益利用の実現についても報告されました。
地政学的緊張が高まり、マクロ経済状況の不確実性が続く中、Jトラスト銀行は強固な資本基盤と流動性で2023年を締めくくりました。当行は年間利益として279憶ルピアを達成しました。この利益は、選択的かつ慎重な融資の成長、効果的なマーケティング戦略による第三者預金(DPK)の成長、およびさまざまな商品とサービスの革新によって支えられています。
総貸出残高は前年比22.3%増の23.9兆ルピアに成長しました。与信は良好に維持され、純不良債権率は0.7%でした。顧客預金の成長も継続し、前年同期比24.7%増の32.0兆ルピアとなりました。強い利息収入の成長と継続的なコスト管理が当行の強固な業績に貢献し、今年度の純利益は279億ルピアとなりました。
当行は14.04%の強固な自己資本比率と120.35%の流動性比率を達成し、困難な状況に対処し成長の機会を活かすための良好なポジションにあります。環境の耐久性を支援するための持続可能性プログラムも実施しています。
Jトラスト銀行の深代律雄氏は、2024年の業績に自信を示し、「今年も引き続き挑戦と不確実性に満ちていますが、Jトラスト銀行は国内経済の成長に伴い、今後のビジネス展望に楽観的です。Jトラスト銀行は引き続きビジネス計画の実現に注力し、持続可能な成長を達成し、コミュニティと社会に対して積極的に貢献します」と述べました。
2023年には、気候変動の緩和に向けた取り組みを強化し、ネットゼロ排出目標の達成と持続可能性の実施に向けた動きの転換点となりました。持続可能性委員会は、経済的、社会的、環境的利益を常に考慮し、調和・統合する事業活動の展開を取締役会に支援する役割を果たします。2023年までに、環境に配慮した事業活動(KUBL)への総融資は会社の総融資残高の24.08%を占めています。