Thursday, 12 Dec 2024
ジャカルタ、2024年12月11日 – PT Bank JTrust Indonesia Tbk.(J Trust Bank、当社)は、ヘルミ・A・ヒダヤット取締役(財務企画担当)とウィジャヤ・ヘンドラ取締役(事業担当)が出席し、業績と事業計画に関する年次公開説明会を開催しました。
ヘルミ・A・ヒダヤット取締役は、2024年第3四半期決算において、1,612億2,000万ルピアの純利益を計上し、良好な業績を維持できたと発表しました。現在の堅調な財務状況により、J Trust Bankは今年をプラスの業績で締めくくれると確信しています。
この業績向上は、総貸出金の増加が牽引しています。総貸出金は、前期の23兆6,000億ルピアから19.22%増の28兆1,300億ルピアへと成長しました。また、預金も前期の29兆7,300億ルピアから14.95%増の34兆1,800億ルピアに増加しました(2024年第3四半期、前年同期比)。
この成長により、当社の融資預金比率(Loan to Funding Ratio:LFR)は、2023年第3四半期の79.37%から2024年第3四半期には82.32%に向上しました。
また、J Trust Bankは慎重な融資姿勢を堅持しており、2024年第3四半期の不良債権比率(Non-Performing Loan:NPL)は、グロスで1.20%、ネットで0.91%と改善を続けています。
今回の業績発表では、J Trust Bankの戦略計画として、自己資本比率(Capital Adequacy Ratio:CAR)を2024年9月時点の13.08%から2025年には14%以上に引き上げる計画が示されました。 これは、利益成長、投資家候補、増資や株主割当増資などの資本政策を通じて実現を目指します。
ウィジャヤ・ヘンドラ取締役は、新政権の経済政策に沿って、商業、法人、リテール分野における事業拡大に注力していくと述べました。 J Trust Bankは、農業、製造業、インフラストラクチャ、再生可能エネルギー分野の関係者を支援し、サービスを提供することに意欲を示しています。
企業の社会的責任(CSR)の観点から、J Trust Bankは、政府、非営利団体、地域社会などの様々な関係者と協力し、経済、社会、環境の3つの柱に基づいたCSR活動を強化しています。 2024年9月現在、J Trust Bankは、貧困層向けの金融リテラシーの提供、ナノ・マイクロ企業の経営者育成、マングローブの植林、貧困地域の子供たちの教育と健康の質の向上など、16のCSR活動を実施しています。
さらに、2024年12月には、ESGの観点を取り入れた2つ目の貯蓄商品「TORAブルーオーシャン貯蓄」を導入しました。 この商品は、顧客に様々なメリットを提供するだけでなく、海洋汚染を減らすために、特にプラスチックごみの管理において、顧客が協力して取り組むことができるものです。